お久しぶりです。
オリエンティア軍団未来のエース、尾崎です。
今回はスカイランニングではなく、珍しくオリエンテーリングについての記事を書きます。なぜなら、オリエンティア軍団の尾崎、稲毛、寺垣内、結城、山岸は世界選手権に出場してきたからです。というわけで、世界選手権でのオリエンティア軍団の走りについて紹介していこうと思います。
まず、オリエンテーリングの世界選手権は、スプリント、ミドル、ロングの個人種目と、リレー、スプリントリレーの団体種目が開催されます。スプリント、スプリントリレーは主に街中で行われ、ミドル、ロングはスカイランニングでもおなじみの森の中で行われます。
ヨーロッパをはじめとした世界各国から選手が集まり、世界一を目指して競い合います。その中には、昨年のLimone Extreme Skyraceのチャンピオンや、Skyrunningヨーロッパ選手権チャンピオンもいます。なんともなじみが深い世界です。
我々も、その中で日本の威信をかけて戦いに挑んできました。
尾崎:スプリント、スプリントリレー
稲毛:スプリント、ロング、リレー
寺垣内:ミドル、リレー
結城:スプリント、リレー
に出場しました。
各選手の結果は、次の通りです。
・スプリント
女子予選A組
1 Karolin Ohlsson (SWE) 12:00
15 Zuzanna Kubicka (POL) 13:18
-----予選通過ライン---
25 稲毛日菜子(日本) 14:52
女子予選C組
1 Maja Alm (DEN) 12:20
15 Carlotta Scalet (ITA) 13:53
-----予選通過ライン---
山岸夏希(日本)DISQ(隣接コントロールをパンチ)
男子予選B組
1 Yannick Michiels BEL 11:00
15 Vilius Aleliunas (LTU) 11:49
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29 結城克哉(日本) 13:01
男子予選C組
1 Jonas Leandersson (SWE) 11:36
15 Tomas Hendrickx (BEL) 12:47
15 Mattia Debertolis (ITA) 12:47
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27 尾崎弘和(日本) 13:54
・スプリントリレー
1位:Sweden 58:27
(1. Tove Alexandersson -2. Emil Svensk - 3. Jonas Leandersson - 4. Karolin
Ohlsson)
2位:Switzerland 58:58
(1. Elena Roos - 2. Florian Howald - 3. Fabian Hertner - 4. Judith Wyder )
3位:Denmark 59:14
(1. Amanda Falck Weber - 2. Tue Lassen - 3. Jakob Edsen - 4. Maja Alm)
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28位:Japan 1:20:17
(1. Sayaka Onozawa - 2. Hirokazu Osaki - 3. Mutsuki Matsushita - 4. Natsuki
Yamagishi)
・ミドル
男子
1.Eskil Kinneberg Norway 32:59
2 Daniel Hubmann Switzerland 33:05
3 Florian Howald Switzerland 33:13
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68 Wataru Teragauchi 54:49
男子リレー
1 ノルウェー 107:26
2 スイス 107:30
3 フランス 107:36
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26 日本 141:52(寺垣内-結城-小泉)
女子リレー
1 スイス 105:03
2 スウェーデン 105:18
3 ロシア 107:20
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22 日本 166:52(稲毛-盛合-村田)
ロング
1.Tove Alexanderson Sweden 74:04
2.Maja Alm Denmark 75:31
3.Sabine Hauswirth Switzerland 76:30
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48.Hinako Inage Japan 109:14
スプリントは、ラトビアの首都、リガの中心部で行われました。街全体が世界遺産であり、多数の観光客の中、地図を読みながら3:15/kmを切るスピードで駆け抜けるのはとてもエキサイティングな光景でした。
公式のfacebookページに動画も配信されています↓
ミドル、ロング、リレーはリガから100キロほど離れた森で行われました。街とは打って変わり、斜面がきついとてもタフな森の中でのレースでした。特に斜面を登りながら、私はスカイランニングで走った登りを思い出して力を振り絞っていました。
リレーは箱根駅伝のように3人でタスキを繋ぎ合計タイムを競う競技です。男女ともに1走はオリエンティア軍団の選手が務め(男子:寺垣内選手、女子:稲毛選手)、世界の強豪に食らいつく力走を見せました。
スカイレースと距離や強度の近いロング種目。我がオリエンティア軍団の女子エース・稲毛日菜子選手が出場した女子クラスは9.9km、登距離475mのコースで、優勝のTove Alexandersson選手(SWE)が1:14:04のところを稲毛は1:49:14(トップ比147%)で走り48位。
こちらも、動画が配信されているので、森での競技風景に興味のある方はぜひご覧ください!
スカイランニングの日本人選手のように、なかなかヨーロッパの強豪と切磋琢磨できる状況になれていないのが現状です。こうして世界選手権を走ると、スカイランニングの選手が世界で戦って表彰台にのぼることが、いかにすごいことなのかと感じるばかりです。
ただ、私たちの挑戦はこれからです。スカイランニングの世界で早くなることで、オリエンテーリングも速くなり、さらにスカイランニングで速くなれると信じています。自然を相手にした様々なスポーツで日本の選手が世界の舞台で戦う光景を実現するために、来年に向けてまた始動してきます。大会会場で会いましょう!
(写真:いずれも日本代表チーム、大会サイトから提供、引用)